エレガント経営学

最新の経営学に関するトピックを新聞、ビジネス誌ビジネス書から引用し、女性経営コンサルタントの視点でわかりやすく解説、コメントしております。

中国人材紹介

ネットを使い
上海で人材紹介

企業の中国進出に関する業務を手がけるキャストコンサルティング(東京・港、徐向東社長)は、上海で日系企業向けにネットを使った人材紹介事業を始める。

人材紹介サイトを運営する鴎秀(上海)管理諮詢(上海市、厳楽安代表)に資本参加、キャストが抱える顧客の日系企業と、鴎秀に登録する地元の人材を結び付ける。

進出企業にとって大きな課題である人材確保を支援する。

鴎秀が8月中旬にも実施する20万ドルの増資をキャストが引き受け、50%を握る筆頭株主となる。

鴎秀は学習塾経営の鴎州コーポレーション(広島市)が2005年2月に設立し、上海で求人・求職サイトを運営している。

現在、約55,000人が登録している。

キャストは日中の弁護士や会計士、税理士を多数抱え、日本企業の中国進出支援をしている。

中国向け投資増

直接投資 中国向け 19%増
2005年724億ドル サービス業に比重

経済協力開発機構(OECD)は28日、2005年の主要国の対内・対外直接投資実績を公表した。

中国への直接投資は前年比19.5%増え、2年連続の2ケタ増と堅調に伸びた。旺盛な投資需要を外国企業がまかない経済発展を支えている。

大規模なM&A(企業の合併・買収)が相次いだ英国やフランスへの投資も好調だった。

中国への直接投資は724億ドル(約8兆4000億円)で英国、米国に次ぎ世界三位だった。

OECDは「製造業からサービス業に投資の比重が移っており、2005年は銀行、保険、証券だけで約120億ドルに達したと分析している。