エレガント経営学

最新の経営学に関するトピックを新聞、ビジネス誌ビジネス書から引用し、女性経営コンサルタントの視点でわかりやすく解説、コメントしております。

富裕層が目指すもの

お金持ちは宇宙をめざす

自らの富を誇示しようとする「顕示的消費」を原動力に発展を遂げた米国とは対照的に、目立たぬことを旨としたのが日本のお金持ち。しかし、「ニューリッチ」は、それを徐々に崩しつつある。

富裕層開拓に力を入れるアメリカン・エキスプレス社が今年から、ポイント交換の目玉商品に掲げたのは宇宙旅行。見事獲得するにはカードで22億円を使う必要があるが「どうせなら夢は大きく」というわけだ。

東京・日本橋の重要文化財「三井本館」の地下にある金庫室を改装して中央三井信託銀行が開設した富裕層専門の資産運用相談コーナーでも、これまであまり取引のなかった30~40歳代が訪れるという。

野村総合研究所の推計では、保有する金融資産から負債を差し引いた「純金融資産」が5億円以上あるのは約6万世帯。その多くが株式上場などで財産を築いた起業家などの新富裕層とみられている。

『2006年8月2日 日本経済新聞より抜粋』


【解説】

富裕層向けビジネスの支援を弊社でも行っておりますが、富裕層をターゲットとしたビジネスを行うにはいくつかポイントがあります。

①富裕層は時間がない・・・富裕層は、仕事が忙しく時間がありません。富裕層向けの海外旅行プランと掲げても、旅行に行く時間もないのです。

②富裕層は自分の身分を明かさない・・・富裕層は、普段は自分がお金持ちであること、自分の職業は明かしません。色んな融資のお誘い、色んな物販の勧誘、さらには誘拐事件までの可能性があるからです。

③富裕層は一般人と差別化されていたい・・・富裕層は、②の理由からセキュリティーのしっかりしたところ、自分と同等以上の身分の人たちのいるところに出没しています。もしくは、一般の人たちの中では、自分は他の人たちとは違った待遇、サービスの受けられるところに行きたがります。

と、富裕層の行動パターンを把握することにより、新たな富裕層向けビジネスを生み出すことができるのではないかと思います。

株式会社エレガントブレーンズは、女性の富裕層向けのビジネスを支援しております。

お問い合わせ http://www.ebrains.co.jp/inquiry/