日本ケロッグ（東京新宿）が昨年1月に働く女性に実施した調査によると、

「女性美で気をつけていること」の問いに対し、

「肌の美しさ」８４．４％とトップ。

「健康管理」７０％、「内面の輝き」７０％より多く美肌重視の傾向は強まっている。

なぜ美容に力を入れるのか。

「身ぎれいなのは自己管理能力の表れ」という価値観ができつつある。

経済力を身につけ、美容に遠慮なく投資できる女性が増えた。

手間ひまかけたスキンケアは経済力や時間的余裕を手に入れた自分を確認する作業なのではないか。

『2006年5月30日　日本経済新聞夕刊抜粋』

【コメント】

「アンチエイジング」が広まっている中で、「肌の美しさ」が「若さの象徴」のような価値観ができあがっているのではないかと思います。

最近では、美容に関するポータルサイト、ドクターズコスメ・ホームケア製品の増加で、美容に関する情報、モノがあふれています。

一方で、経済的に余裕のある女性の中では、エステサロンに留まらず、美容皮膚科・美容外科での医療の技術による「美の管理」が広まっています。

ただし、専門的な「美の管理」ができるのは、時間とお金に余裕のある女性の特権なのではないでしょうか。

【参考ＵＲＬ】

資生堂　美容情報　　http://www.shiseido.co.jp/home_obj/beautyinfo/